柔道整復師について

柔道整復師のことについて考えてみる!

柔道整復師について

就職難だと言われている今、公務員や何らかの資格を取って
将来を安寧なものにしようと考える若者が増えている。

 

その中でも独立開業して誰にも縛られたくないという独立志向のある人には
最適であると各学校が謳い文句にして生徒数、
資格取得者数を増やし続けている資格の一つに『柔道整復師』がある。

 

『柔道整復師』と言われても、
その言葉自体になじみのない人がほとんどだろう。

 

しかし『整骨院の先生』と言いかえれば
ピンとくる人がかなりいるのではないだろうか。

 

柔道整復師とは、その昔柔道家の第二の人生として柔道場の横に治療院を設けていたことが
始まりだといわれ、今のように正式な国家資格に認定され、第一回の試験が行われたのは
1993年ではあるが、それよりも前から日本古来の伝統医療として地域に密着した業務を行ってきた。

 

 

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特に医師の少ない地域などでは柔道整復師たちが
医師の代わりとなっているところもあると聞く。

 

しかし、今現在、年に一度行われる国家試験の合格率は七割近くあり、
前記のとおり志願者も年々増え続けているだけあって、
整骨院自体が飽和状態になっている現状に加え、
柔道整復師そのものの質の低下が問題となっている。

 

柔道整復師とはもともと骨折・脱臼の応急処置と打撲、
捻挫、挫傷といったおもに急性期の外傷しか診ることが出来ない。

 

しかし、骨折や脱臼だと患者本人が明らかにわかるような状態で
整骨院を好んで受診する人が今現在何人いるだろうか。

 

では、骨折や脱臼の応急処置が業務範囲内に含まれているのであれば、
全ての整骨院がそういった急性期の重症患者を診ることが出来る、
と普通なら考えるだろう。

 

しかし整骨院と聞いて思い浮かべることの出来るものといえば
「マッサージ」や「骨を鳴らす」といったイメージが強く、
どちらかといえば癒しや日ごろの疲れをとる場所だと思っている人が多い。

 

昔、それこそ柔道場の横で開設していたような治療院では
骨折や脱臼が身近に、しかも高頻度に発生していたため、
そういった外傷をメインで診る事が出来ていたのかもしれない。

 

ただ、今現在単なる癒しの空間と化してしまった整骨院の先生方が
好んで外傷と向き合うわけもなく、患者さんを気持ちよくすることのみを
目的としている整骨院では包帯やテーピングといった処置に
必要な道具を揃えていないところもあるという。

 

癒しを求めるのが決して悪いこととは思わないが、
柔道整復師の質の低下は患者さんの抱えている疾患自体の質が、
少しばかり関係してくるのではないかと思わずにはいられない。

 

 

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